想定の範囲外

従業員を一人解雇しました。
 
数百円を盗んだという、信じられない理由です(もちろん、それで解雇するのが信じられないのではなくて、たかが数百円をいい年した大人が盗むのが信じられないということです)
 
まあ、現行犯だったときが数百円だっただけで前科があるかどうかまではわからないですが、それにしても元がグ○コの百円お菓子ボックスなので、盗んだとしてもたかがしれてます。しかも、自分以外に人がいないことがわかっているときなら、魔がさした、といういいわけもできるけど、他の人がいるのにどうどうとそれをやるっていうのもなあ…。
 
小学生ならいざ知らず、いい年した大人がたかがそれっぽちのお金に手を出そうという気持ちが今でも理解できません。ばれた後もそれまでと全く態度が変わらないというのがさらにわからない。恥ずかしいとか、悪いことをしたとかそういう感覚がないのかなあ。運が悪かったとか、たかがそのくらいで解雇は不当だとか、そんな感じなのでしょうか?

自分がしないことは他人もしないと無条件で信じるのは愚かなことだと思うけど、人をつかういうことは、そんなことまで想定していなくちゃいけないのでしょうか。
 
おかげで人が減ってしまった我が部署は、毎日がきりきりまい(死語)ですよ。
(作業量としては、死ぬほど忙しいというわけじゃないけど、電話が鳴りっぱなしでスタッフに昼休みとかなかなかとらせられないのが悩みどころ)