2度あることは3度ある

いまいる部署がつぶれそうだ。
つぶれるわけではないけど、仕事内容がかなり変わる予感。
そして、たぶん今いるスタッフのうち、何割かは退職せざるを得ない状況になるだろう。
多分年内には。
 
できるかぎり今のスタッフが望む限り仕事を続けられるようにしたいけど、
今の現状ではかなり厳しい。
赤字覚悟で試験的に新しい仕事を運用してみる、という体制を取れるほど
会社自体に体力がないから、ほぼ確実に利潤を生み出せる部分にしか投資できない。
当然投資できる人員はそれほど多くない。
 
少なくともわたしが入社してから、既に2度ぎりぎりまで赤字を放置してそのツケをスタッフに払わせている。
今回で3度目。
「前の2回と同じことはできないから」と言っているけど、
この時点ですでに前の2回と同じだということに本気で気がついていないとしたらひどい話だ。
 
会社が儲からなければスタッフに給料も払えないわけで、どうしようもないならリストラも致し方ない部分はあるけど、せめてそれが最小になるように、あるいは対象者が次の生活のめどを充分にたてられるだけの猶予をあたえられるように、要求することは間違っていないと思う。
いま、言葉にしておかなければ、おそらくまた、全部のツケをスタッフに負わせて終わりにしてしまう。のど元を過ぎた熱さは思い出されることもない。
過去の2回と同じように。2度あることは3度あるし、3度あることは4度ある。
 
甘いといわれようが、それではどうにもならないといわれようが、そこまでいうなら自分で解決策を提案しろといわれようが、「従業員にもできるかぎりの配慮をしろ」と言うことはやめないと思う。言うのをやめるときは、多分会社を辞めるときだ。それも、まああまり遠くない話かもしれないけど。