愚痴なのだ

頭ではわかっているのだ。
学校を出たばかりの新社会人がいかに大変か、それは多分わかっている。
 
特にいま私が勤めている業界は、最初に覚えなきゃいけないことがわりと多くて、
即実践にまわされてる新人さんの苦労がどれほどのものか、慮ることができないほど狭量でもないつもりだ。
 
とりあえず、電話をとろうという意思があるだけでも初めとしては十分だと思うし、わからないことをほったらかしにしないできちんと聞いてくるだけでも、だいぶ違うとは思う。でも、正直新人さん二人がかりで質問攻めにあうと、いろんなことが頭の中でショートして、パンクしてしまうこともあるのだ。
 
今日の私は、はっきりいって親切じゃなかった。本来勉強のためにも、まわしてやってもらったほうがいい仕事を自分ひとりで片付けてしまったり、途中で引き継いだ仕事もフィードバックがたりなかった。
 
ここに告白したからといって、会社の関係の人が目にする可能性はゼロに等しい。
それでも、今日の私が新人研修係としてダメだったことを、きちんと反省するために、
明日はもっと彼女らのためになるように仕事をしよう、と決意をするためにここに記そう。
今の私の一番の仕事は、彼女らが一人前になっていくための手助けをすることなのだから。
それが、ひいてはお客様のため、会社のためになると信じているのから。