適正範囲

大学生のころに「姑獲鳥の夏」を読んだきり、どうにも食わず嫌いになっていた京極夏彦京極堂シリーズが分冊版で発刊されたので、気まぐれで続きを入手してみました。
 
でも、せっかく分冊版が出たとはいっても、分冊版で買うより1冊にまとまった従来版のが安いので、結局、貧乏性の私は迷わず従来版を選択しました。
 
しかし、まあ、あらかじめわかっていたこととはいえ、この厚さはほんとに電車の中やベッドに横になって読むのには向かないですねえ。せめて3分の2までが限界な気がします。
 
一説によると京極夏彦の本はばらばらにばらけてしまうと、閉じてある部分に「ごめんなさい」と書いてあるとかないとか。
 
まあ、これさえもっていれば、いつでも人を殴り殺せそうなので、それはそれでいいのかもしれないですけどね。
 
 
殺したい奴がいるのでしばらくは目標のある人生である by枡野浩一
 
 
えーと、あれです。別に今は殺したいほど憎い人も愛しい人もいないですよ。ほんとは。